錆園 -サビノソノ-

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中国 福建土楼の旅 三日目 その5

中国 福建土楼の旅 三日目 その5


-「中国福建土楼の旅はここまで」-



思いつきのような展開で日本を飛び出し、土楼を巡る3日間はあっという間だった。
同じアジアの一員である日本人だが、お隣の国の生活を見て体験することで
我々がいかに欧米のライフスタイルを基軸に生活していることか再認識させられた。

まったく違う風習や言語であってもアジア文化の大きな流れの中に我々は居る。
中国はアジア文化の本流であると同時に、多様な民族や文化が形成される巨大な多民族国家であることが非常に興味深い。
アジア文化というフォーマットの上に細分化された様々な民族風習は、貴重でありアジアの誇るべき遺産であるが、
近代化の加速につれて共産党による民族浄化ともいえるような文化破壊も現実である。

豊かな生活を求める事が決して「悪」ではないし、
より良い生活を受け入れるために古い文化を捨てるのも当然の成り行きである。
だが、誇るべきアジアの文化遺産が観光地としてでしか存続できなくなってしまうのは寂しい事でもある。
今回の旅で土楼文化の生活を直に見れたことは貴重な経験であった。

過疎化が進み、消えてゆく文化は数多くある。
そして我々日本の文化庁も、固有の文化遺産を上手に伝え残していくことに尽力を尽くしていってほしい。
観光資源としての利権しか考えないがっかり遺産はゴメンである。

今回の中国福建土楼の旅はここまで。
明日は飛行機に乗り日本での日常へと帰る。
いつになるかはわからないが、まだ訪れる事を誓いアモイ空港へと向かう。

福建土楼。本当に来て良かった。



福建土楼三日目37
SONY α900 Carl Zeiss Jena MC Flektogon 35mm F2.4

福建土楼三日目38
SONY α900 Carl Zeiss Jena MC Flektogon 35mm F2.4

福建土楼三日目39
SONY α900 Carl Zeiss Jena MC Flektogon 35mm F2.4





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中国 福建土楼の旅 三日目 その4

中国 福建土楼の旅 三日目 その4


-「子供のにぎやかな声が響く土楼」-


福建土楼三日目28
SONY α900 Carl Zeiss Jena MC Flektogon 35mm F2.4




ふと道沿いに小さな土楼を見つける。

今回の旅では円楼を主に見てきたのだが、
四角い素朴な土楼をじっくりと見る機会は無かった。
土楼の前に車を止め、住人に立ち入りの許可を求めるとすんなりと受け入れてくれた。

土楼に入ると、住人たちがニコニコと出迎えてくれた。
カメラ機材をどっしり背負っていたため、
是非写真を撮ってくれ、と歓迎された。
巨大な有名土楼では観光客も多いため、我々のような人間は珍しい事もないが、
我々の訪問は彼らにとってはちょっとしたイベントようだった。

土楼に入ると、すぐ他の土楼とは様子が違うことに気がつく。
ここは珍しく子供が多い。
思い起こせば、土楼の旅の途中子供たちと触れ合う機会が特に無かった。
おじいさんおばあさんばかりの土楼ばかり見てきたためか、
土楼に対し「寂れた消え行く文化」というイメージが強かった。
子供のにぎやかな声が響く土楼はとても明るい気持ちにさせてくれる。

大人の脇から子供たちがちらちらとこちらを覗いている。
目が合うと恥ずかしそうに顔を隠す。
どこの世界でも子供の反応は同じだ。
しばらくすると、慣れてきたのか我々にちょっかいを掛けにくる。
こちらも負けじとカメラを向けるといっせいに逃げ出した。
だがしばらくするとまたニコニコと近づいてくる。
またカメラをむけ、「ワァァー」と同じようなやり取りをしながら遊んだ。



福建土楼三日目29
SONY α900 Carl Zeiss Jena MC Flektogon 35mm F2.4

福建土楼三日目30
SONY α900 Carl Zeiss Jena MC Flektogon 35mm F2.4



一通り子供たちとはしゃぎながら撮影を終え、
この土楼の住人たちに別れを告げる。
珍しい外国人の遊び相手が居なくなるためか、少しさびしそうだ。
終始カメラを向けると恥ずかしがって逃げていた子供たちも
最後に笑顔を撮らせてくれた。

別れの際に、もう少し進んだところに綺麗な土楼がある。と住人に教えてもらった。
日もだいぶ暮れてきたため、礼を言いその場所へと急ぐ。

しばらく車を走らせるといくつか中規模の円楼が見えてくる。
お勧めの綺麗な土楼がどれなのかわからず、とりあえず目に付いた土楼を覗く。

最初に覗いた土楼はどうやら無人のようだ。
住む人も居なくなり、手入れがされなくなったため草も茂っている。
まるでお化け屋敷のような薄気味悪さを感じてしまう。
先ほどの子供たちがの声がこだまする土楼を見た後のためかより一層寂しさがこみ上げる。



福建土楼三日目31
SONY α900 SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG



無人の土楼を後にし、辺りの土楼へと足を運ぶ。



福建土楼三日目32
SONY α900 Carl Zeiss Jena MC Flektogon 35mm F2.4

福建土楼三日目33
SONY α900 Carl Zeiss Jena MC Flektogon 35mm F2.4

福建土楼三日目34
SONY α900 Carl Zeiss Jena MC Flektogon 35mm F2.4



最後に、高そうな車が止まっている土楼を見つける。
規模は中くらいだが他の土楼にくらべ、どこか小奇麗な外観だ。
どうやらこの車の持ち主はこの土楼出身者のようで、
彼は外で稼いだお金でこの土楼を保全修理し立派にリフォームしたらしい。

土楼の家庭では教育に力を入れることで有名という話を良く聞く。
政治家やビジネスにおける成功者も土楼出身者が多数存在するそうだ。
彼のような成功者がこのように地元へ恩返しする姿を見て、とても頭が下がる思いだ。



福建土楼三日目35
SONY α900 Carl Zeiss Jena MC Flektogon 35mm F2.4

福建土楼三日目36
SONY α900 SIGMA 15mm F2.8 DIAGONAL FISHEYE




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中国 福建土楼の旅 三日目 その3

中国 福建土楼の旅 三日目 その3



-「飾らない現地の文化を感じる」-


昼食は現地の大衆食堂。
入り口早々にインパクトのある素材が並ぶ。

「なにが食べたいですか?素材を選んでください」

ガイドのさんが聞いてくる。
なるほど、あらかじめ用意されたメニューがあるわけではなく
選んだ素材で店の主人が適当に作ってくれるようだ。
見慣れない食材なども並んでいたのだが…
ここは冒険よりも安心優先で、きのこ、空芯菜、鶏肉を選ぶ。



福建土楼三日目19

福建土楼三日目18




出てきたのは炒め物でぱっと見も悪くない。
ふむ、期待通りの味。
こりゃおいしい。
炒め物の他にもお店がお勧めする豚肉のスープが出てきた。
たまにドはずれすることもあるが、基本中国の料理は日本人の口に合う。
ただ米はやっぱり日本のほうが美味いなぁ…。



福建土楼三日目20




昼食を終え、店を出発する。
さて、実はこの段階で目的の見たい土楼は見終わったのだが…
せっかくなので適当に車を走らせてもらい、
気になる場所があればそのつど停めてもらう事にした。



福建土楼三日目21



小さな村をのんびりと歩き、
気になる土楼があれば覗いて行く。



福建土楼三日目22



小さな土楼は廃墟となり、倉庫として使われている所もある。
そんな廃墟土楼にて小さな廃墟探索者を見つけた。
10才くらいだろうか。
男の子が懐中電灯をもってうろうろとしている。
そういえば、僕も小さな頃近所の廃倉庫なんかに忍び込んだなぁ。
なんて昔のことを思い出しかけたが…

いや、小さな頃というより大きくなってからのほうが忍びこn…



福建土楼三日目23



小さな村をぶらぶらと歩く。
気になる土楼を発見するたびに覗いてみる。
そんな折、住人のおじいさんと目が合う。
中を見せてもらって良いかとさんに通訳してもらうと
おじいさんは快く部屋へと案内してくれた。
直接言葉は通じないが、ニコニコとお茶を入れてくれ
こちらもニコニコとお茶を頂く。
せっかく色々と話しかけてくれているのだが
言葉が通じない事がもどかしい。
頼みの綱のさんも、実のところ殆んど言葉が通じないそうだ。
この辺りの言葉は広東語とはまったく違うらしい。

おじいさんにお茶のお礼を言い、土楼内を歩き回る。
有名どころの大きな円楼とはまた違い、
生活の香りが漂う、飾らない現地の文化を感じることが出来た。



福建土楼三日目24

福建土楼三日目25

福建土楼三日目26

福建土楼三日目27



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福建土楼の更新が滞っておりましたが…

福建土楼の更新が滞っておりましたが…
インドへ行っておりました。

インド ラジャスターンの旅。

今回はバックパッカーとして撮影の旅に行ってまいりました。
と、いっても10日間だけの短い期間でしたがとても濃い旅でした。

福建土楼編が書き終えた後にこのラジャスターンの街「ジャイサルメール」
を紹介して行こうと思います。


インド001

インド002

インド003





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中国 福建土楼の旅 三日目 その2

中国 福建土楼の旅 三日目 その2



-「環を極めた楼」-


環興楼からさらに奥地の土楼へと向かう。
目指すは“環極楼”だ。
砂埃を巻き上げながら、田舎の狭い道を進んでゆく。



福建土楼三日目07



村を抜け、しばらくすると一面に青々と茂った壮大な畑が広がる。
この付近はお茶が有名なのだが、地域を支えるもう一つ重要な資源がある。
タバコの葉である。
実は、茶よりも古くから栽培されているとの事だ。
僕はタバコを吸わないが、このタバコ畑から採れた葉がどのように加工されていくのか興味が沸いた。



福建土楼三日目08

福建土楼三日目09



この福建土楼の旅で、是非訪れてみたいと強く望んでいた環極楼。
規模は小さいが、何よりも特徴的なのは極めて美しい環(わ)の造形である。
承啓楼のような大規模な土楼も見ごたえがあるが、
洗練された美しさに限っては環極楼のほうが上を行く。

そして、そのあまりにも精巧な造りのため、もう一つ他の土楼には無い特徴を持つ。
その秘密は、土楼の中央へ立つと良くわかる。
通訳のさんに言われるがまま、静まった土楼の中心で大きく手をたたいた。

パンッ!

驚くことに、叩いた手の音が見事に中心へと集約し反響する。
360度の天然サラウンドである。
あまりに精巧なため、半歩位置がずれれただけでこの現象は起きない。
今まで経験したことのない、不思議な反響音。
2万戸以上とも言われる土楼の中でも、こういった特徴をもつ土楼は指折りなのだという。

ちなみに、この音を反響させるために計算し設計したわけではなく
「結果としてそうなった」らしい。
文字通り「環を極めた楼」である。



福建土楼三日目10

福建土楼三日目11

福建土楼三日目12

福建土楼三日目13

福建土楼三日目14



反響音を堪能していると、手に何かを持って老婆がこちらへやってくる。
食べなさい、とニコリと微笑みながら採りたてのスモモを手渡してくれた。
美しい静かな土楼で、甘酸っぱいスモモを頬張る。
実に贅沢じゃないか。



福建土楼三日目16

福建土楼三日目15



周囲の村を散策すると、文化大革命の名残りがちらほら。
土楼と一族を守るため共産思想を受け入れる“ふり”をしていたそうだ。
中国の複雑な事情をこんな田舎で垣間見るとは思いもしなかった。



福建土楼三日目17


土楼の廃墟。
多くの土楼はこのように朽ちて行くのだろう。
緑が覆い茂り、蝶の舞うその空間。
土楼の果てにみた楽園だ。



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プロフィール

浅井 寛司

Author:浅井 寛司
錆園-サビノソノ- へようこそ。
当blogでは浅井が撮影した旅の写真、鉱山跡、廃墟などを紹介します。

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