錆園 -サビノソノ-

海外での旅の風景、日本各地の炭鉱跡や古い風景を写真に収め公開しています。Webサイトはこちら 【RustyGarden】 http://rusty-garden.lix.jp/

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india jaisalmer -黄金の街 ジャイサルメール- その6

india jaisalmer -黄金の街 ジャイサルメール- その6


-「生きる」ということを感じた気がする-



インド_ジャイサルメール028
SONY NEX5 KONICA MINOLTA AF85mm F1.4 G(D)



ジャイサルメールに到着すると、ホテルからの迎えのジープがやってくる。
早速ホテルのオフィスでキャメルサファリの値段交渉にはいる。
何やら聞いていた話とは結構値段が違うので驚いた。
うーん、やられたのか?
ネットで評判も悪くなかったので安心していたのだが…
擦った揉んだで最初の提示価格よりだいぶ安くなった。
ちょっと想像より高かったのだが、説明通りのツアーなら割りにあっているような気もして来た。
早く決めてさっさと行動したかったので彼を信じる事にした。



インド_ジャイサルメール029
SONY α900 コシナ Carl Zeiss Distagon T* 35mm F2 ZS



キャメルサファリは明日朝からなのでちょっと時間が空く。
ふらりと歩こうかと思ったがホテルのサービスで、
街から離れた遺跡と村の散策へ連れて行ってもらう事になった。
早速用意をして出発だ。
ガタガタのジープに乗ってジャイサルメールの街を離れる。
ガイドは先ほどのカーンと運転手のセミュールだ。
二人はとても仲が良く、どちらもなかなか良いヤツだ。
先ずは、昔ジャイサルメールの首都だったという王様の神殿へと向かう。
雨季という事もあって、緑ある砂漠地帯をひたすらジープで走るのは気持ちが良い。
辺に山や丘はなく、ひたすらな地平線がひろがる。
砂漠地帯にはジープが良く合う。



インド_ジャイサルメール030
SONY NEX5 KONICA MINOLTA AF85mm F1.4 G(D)



しばらくすると例の遺跡へと到着する。
かなり砂まみれで、逆に良く風化せず残っているなと感心する。
あと、やたら野犬が群がっている…
どうやら人には大人しいようで、全く吠える様子もない。
遺跡の入り口付近に差し掛かった時…
キャン!!!
聞いた事も無いような声で犬が鳴きわめいている。
足を引きずっている様子をみると、タイヤに踏まれたようだ…
唖然とする我々の様子をみて、
「あれは僕らが踏んだんじゃない。犬同士の喧嘩だ。」
とカーンがいう。
ハッキリと踏んづけた様子を見ていないのでなんとも言えないのだが…
あの鳴き方は異常である。
思い起こせばインドの野犬は足を引きずっている様子をよく見かける。
こういう事が頻発しているのだろうか。
あの鳴き声が頭から離れない…

遺跡に到着すると、先ずは入場料を支払う。
対した額では無いのだけど一応管理はしているみたいだ。
入る前に靴を脱ぐよう言われる。
なるほど。遺跡と言えど彼らにとっては神聖な場所なのだ。
靴を脱いで入ろうとすると、
持っていた水のボトルもダメだそうだ。
規模は小さいながらも中身は素晴らしい。
イスラム文化を思わせるやたらと細かい装飾は見事だ。



インド_ジャイサルメール032
SONY α900 コシナ Carl Zeiss Distagon T* 35mm F2 ZS



遺跡を見終わり、さらに先の村へと向かう。
辿りついたその村は、まさに砂漠の村と言った感じだ。
日干しレンガやドロで塗り固められた家々は異文化そのもの。
旅の目的の一つであった見知らぬ砂漠の街は期待通りである。
村にジープが到着するなり、大勢の子供が集まってくる。
大体皆10歳前後だろうか。
何処の国でも子供は可愛い物だが、
インドで見る子供は顔立ちがとても良い。
皆目鼻クッキリの美男美女だ。
カメラを見るなり「写真撮って撮って!」と大騒ぎだ。
カメラを構えても、別の子供が目の前に割り込んでうまく撮れない。
一度シャッターを切ると「見せて見せて!!」と覗き込む。
自分が写っているのを見て大満足のようだ。



インド_ジャイサルメール031
SONY NEX5 KONICA MINOLTA AF85mm F1.4 G(D)

インド_ジャイサルメール033
SONY α900 コシナ Carl Zeiss Distagon T* 35mm F2 ZS



村の一番偉いというおじさんの家に招かれた。
写真を撮ても良いよ、と言うので撮ろうとした所
ターバンをして来なきゃ!とターバンを巻いて再び僕らの前へやって来た。
(シク教徒なのだろうか?)
おまけに水タバコを持って来た。
自分は普段タバコを吸わないのだが、これも経験。と言う事で現地の水タバコを吸わせて貰った。
中がポコポコ言っている。
ふむふむ、普段吸わないから分からんがこんなもんなのか。
ありがとう、おじさん。

因みに、こういった村ではヒンディーや、イスラムなど複数の宗教が共存しており、
この区画からこの区画はヒンディー。
こっちはイスラム。
と言ったように区画で別れているそうだ。
だがその違いは僕らにはわからない。
村によるそうだが、同じ村の中同士にもかかわらず会話を一切交わさない事がある一方、
ある村では、例え信仰が違っても大親友が出来るほどの仲になるほどのオープンな村もあると言う。
だがしかし、絶対に結婚をする事はないとの事。
宗教に縛られる事の少ない日本人には分からない、難しい事情があるようだ。



インド_ジャイサルメール034
SONY α900 コシナ Carl Zeiss Distagon T* 35mm F2 ZS

インド_ジャイサルメール036
SONY α900 コシナ Carl Zeiss Distagon T* 35mm F2 ZS



村では、小さな赤ちゃんを腕に抱きあやしている女の子をよく見る。
彼女達からはまるで母のような凛々しささえ感じる。
子供も大人も皆助け合いながら働いているのだ。
そんな中、子供達から「ルピー、ルピー、スクールペン!」
と物ねだりをされる。
一部の子供は強引にポケットを弄りなにかもらえる物はないかと探る。
話に聞いてはいたが、子供達に囲まれてお金をねだられるのは辛い。
言ってしまえば、彼らが欲しがる1,2ルピーなど我々旅行者にとっては微塵でも無い額だ。
だがここで一人にお金を渡してしまうともはや見学どころではないだろう。
お金を恵みに金持ちを気取って村にやって来ただけになってしまう。
とは言えど、お金をあげなくても彼らにとって「金持ちの旅行者がやって来た」と言うのは変わらないのだろうが。
救いなのは、彼らの物乞いは本気ではないということだ。
訪問者に対して「お金頂戴」というセリフを反射的に言っている。
村の入り口にでも寄付募金箱などがあれば、村の見学へのお返しになるのかもそれないが…
それをしてしまうと中国で見た「観光地化された村」になってしまうのかもしれない。
貧しい地域で、ジャーナリスト気取りで写真を撮る事に罪悪感が無いわけではない。
アマチュアが何処まで踏み込んで良いのだろうかと自問自答する。
今回の旅では、終始悩まされる事となった…。



インド_ジャイサルメール035
SONY α900 コシナ Carl Zeiss Distagon T* 35mm F2 ZS



村の散策が終わり、村の井戸へ案内される。
蛇口を捻れば水が出る。そんな当たり前だと思っていた事が此処では一切無い。
皆井戸の水を汲み、その水で生活をする。
それが当たり前なのだ。
日本においてそれはファンタジー映画の出来事だ。
些細なことかも知れないが、「生きる」ということを感じた気がする。



インド_ジャイサルメール037
SONY α900 コシナ Carl Zeiss Distagon T* 35mm F2 ZS

インド_ジャイサルメール038
SONY α900 コシナ Carl Zeiss Distagon T* 35mm F2 ZS



夜ご飯はホテルでチキンカレーとサモサ。
シェフに言えばメニューに無いインド料理も作ってくれる。
フレンドリーなシェフで彼も良いヤツだ。
調理場で料理の作り方を説明してくれたりと、いろいろ楽しませてくれた。
本場のインド料理に満足し明日からのキャメルサファリに備え寝床につく。






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浅井 寛司

Author:浅井 寛司
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当blogでは浅井が撮影した旅の写真、鉱山跡、廃墟などを紹介します。

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