錆園 -サビノソノ-

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Tags: DSC-RX1  機材レビュー  

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SONY DSC-RX1を導入

sony_rx1_001



以前から気になっていたSONYのDSC-RX1。
D800のサブとしてシステムに導入。

カンボジア撮影での使用感を紹介。
2012年11月。
デジタルカメラユーザーに衝撃が走った。
いわゆる“コンデジ”にフルサイズセンサーを積むという荒業をSonyが成し遂げたのだ。

SonyのCyber-shotシリーズといえば高画質なコンデジとして名を馳せており、
姉妹機である1インチのセンサーを積んだRX100も好評を博した。
次のRXシリーズはいよいよAPS-Cのセンサーを積んでくるかと思いきや、
まさかのフルサイズセンサーという度肝を抜くサプライズに出た。



かねてからサブカメラとして、

 ・35mmレンズをつけっぱなしで気軽にスナップ出来る。
 ・カバンに放り込んでいてもかさばらないコンパクトなボディ。
 ・D800の画質に引けをとらないセンサー。

こんなカメラを探していた。
上記の条件で言うと、NEXにSonnar T* E 24mm F1.8 ZAを組み合わせて運用か
FUJIのXマウントにXF 23mm f/1.4 Rを組み合わせるか・・・。
前者は理想的であるが、実はこの組み合わせはレンズが前に迫り出し意外とかさ張る。
後者はそもそも現時点でレンズが未発売・・・。
そして何より両者とも非常に良いカメラ、レンズではあるが、
D800のサブとしては若干心もとない感はぬぐえない。

そんな中、RX1という上記の点を克服した最も理想的なカメラが目の前に現れた。
とはいえ簡単に手が出る値段の代物ではなく、購入にいたるまでそれなりに腹をくくった。



sony_rx1_002
Sony Cyber-shot DSC-RX1


使用感について

初めてその手にとってシャッターを切ったところ、あまりの静かさに驚いた。
どうやらフォーカルプレーンシャッターではなくレンズシャッターとの事。
ミラーの無いNEXですらそれなりに静かだと思っていたが、RX1本当に静かである。
外国の町で、周囲にプレッシャーを与えずそっとスナップが撮れるのは実にうれしい。
ただし、レンズシャッターゆえに開放で1/2000秒という点が難点でもある。
(とはいってもレンズシャッターで1/2000秒は相当がんばったと思うが)

筐体の感触。
好みもあるだろうが非常に高級感のある良い仕上がりだと思う。
チープさや妥協感は一切感じられない。
特に、手に取った瞬間ハッとさせられたのは意外にもレンズキャップ。
しっかりとした重みのあるメタルキャップで、RX1へのこだわりを象徴している。



sony_rx1_003
Sony Cyber-shot DSC-RX1


レンズについて

35mmf2というと、以前コシナのディスタゴンを使用していたので
ディスタゴン基準で感想を述べる。

RX1も同じくツァイスの35mmf2だが、ゾナーという点で少し異なる。
ゾナーというと中望遠というなんとなくのイメージなのだが・・・。

このRX1の写りはというと非常に優等生という感じ。
一番驚かされた点は、あまりにもフラットなピント面である。
開放にして、中心から端の角までしっかりと結像している。
像面湾曲があまりにもひどすぎるNIKKOR 24-70mmのにも見習って欲しい所である。

だがその反面、ピント面がフラット過ぎるが故、立体感という意味ではディスタゴンに叶わない。
この辺りはレンズの設計思想の差であると思う。
とはいえ、ピント面を此処までフラットに仕上げるのは相当な調整である。
この点はセンサーに専用設計されたレンズならではといった感じだ。
スナップに特化したカメラに見えて意外にも風景や建築物を撮るのに向いているのではとも思える。

像面湾曲については非常に優秀だが、樽型の湾曲は緩くだがある。
だが、癖の無い湾曲なのでソフト側で簡単に修正可能である。
また、LightRoom5ではRX1のプロファイル補正に対応しているので
色収差、湾曲収差など一発で修正できる。

ポートレートなど、一点の被写体を浮かび上がらせる画を求めるならディスタゴン。
キッチリと正確な画を求めるならRX1。

一言で言うと、癖が無い優等生レンズである。
下手な一眼用の短焦点レンズよりもずっとすばらしく、
センサー専用のレンズ設計を思い知ることが出来た。



sony_rx1_004
Sony Cyber-shot DSC-RX1

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Sony Cyber-shot DSC-RX1


色について

以前αユーザーだったため、非常になじみある感じである。
RAWで最終的な調整を入れるとはいえ、ナチュラルな色見は好感が持てる。
D800で撮ったデータはそれなりに手を入れないと良い色味が出ないが
RX1で撮ったデータに関しては手を入れずともそれなりに良い画に仕上がっている。
この辺は好みという点が強いとは思うが・・・
しかしながら、WBやノイズ処理などもうまくやっていると思う。
少なくともD800で撮った画と比べても不満はまったく無い。

ただし、高感度ノイズの出方に関してはD800とRX1では若干差異がある。
D800は色ノイズがほぼ出無いが、輝度ノイズが目立つのに対して
RX1については色ノイズが出る傾向の様である。

とはいえ、高感度ノイズの出方に違いはあれど
RX1が高感度に弱いというわけではない。
癖の違いといったところだとだろうか。



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Sony Cyber-shot DSC-RX1

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Sony Cyber-shot DSC-RX1


フォーカスについて

さすがに位相差AFには敵わない。
が、一部のユーザーが気にするほど遅いわけでもない。
許容値は人それぞれなのだが、個人的には必要十分だと思う。



操作性について

不思議と使いやすい。
NEX5を使用していたときは何かと苦労させられたのだが・・・
絞りや各種制御ダイヤルがアナログ操作できる点が大きいと思われる。
メニューを開いて、いちいち潜り込まなずに設定できるは実にうれしい。
今のところストレスを感じる点は無いと言って良い。


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Sony Cyber-shot DSC-RX1


全体として、ポジティブな感想が並んでいるようでうそ臭いレビューになってしまったが、
やはりよく作られたカメラだと思う。
使用期間がまだ浅いという点もあるので、今後不満が色々出る可能性も否定できないが・・・。

強いてネガティブなポイントを並べるとすると、

 ・純正アクセサリーが異常に高い。
 ・電池の持ちが悪い。
 ・再生時に拡大ボタンを押した時、撮影時選択していたAFポイントを中心とした拡大できない。
 ・AFポイントの数を操作できない。

こんな感じである。
アクセサリーの価格についてはどうしようもないのだが、
その他はファームで何とでもなりそうなので、今後克服されることを願うのみである。
また、電池の持ちに関しては本当に困ったもので
RX1を一日メインで撮るとしたら電池3つは確保しないと怖いところだ。

さて、なんだかんだと理屈をこねて書いてみたが
そんな事はさておきとても楽しいカメラである。
たかがコンデジされどコンデジ。
鞄に仕込んでおくだけでウキウキしてしまうカメラ。
だけど、いざ撮影に持ち込むと非常に心強いカメラでもある。

そんなRX1、これからもよろしく。
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プロフィール

浅井 寛司

Author:浅井 寛司
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当blogでは浅井が撮影した旅の写真、鉱山跡、廃墟などを紹介します。

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