錆園 -サビノソノ-

海外での旅の風景、日本各地の炭鉱跡や古い風景を写真に収め公開しています。Webサイトはこちら 【RustyGarden】 http://rusty-garden.lix.jp/

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中国 福建土楼の旅 三日目 その1

中国 福建土楼の旅 三日目 その1



-いつその風景がなくなってしまうか、というジレンマが常にある-


目をあけたその先は見知らぬ天井。
ここが承啓楼の一室だと気づくのに一瞬の時間を要した。
古びた木の扉は、中から“つっかえ棒”で固定するだけの簡単な構造だ。
もちろん、外からは南京錠でロックするのだが。



福建土楼三日目01



朝早くに目がさめ、土楼内を散歩する。
うっすらともやがかかり、とても静かだ。
そんな中、土楼の入り口付近では肉の量り売りをしている。
土楼の住人と肉屋があれやこれやと話しながら、見る見るうちに解体されていった。



福建土楼三日目41



本日はちょっと観光ルートから外れた、飾らない素朴な土楼を見ていく。
まずは、永定客家土楼民族文化村から少し離れにある環興楼を訪ねた。



福建土楼三日目06



承啓楼ほどの規模ではないが、それでも威厳のある堂々とした出で立ちである。
このあたりはまだ観光化も進んでおらず、観光客もまったくいない。



福建土楼三日目02

福建土楼三日目42



飾り気のない古びた土楼だが、これが本来の土楼の姿だ。
田螺坑土楼群で見たカラフルなパラソルとお土産やでいっぱいの姿とは打って変わる。
とても静かだ。
入り口付近のベンチで老婆が静かにたたずんでいるのみである。
どこの国でも田舎の過疎化は深刻な様である。
この土楼でも後何年かすれば無人の廃墟になってしまうだろう。

崩壊が進み、補修もされずに放置されている土楼も多い。
古い田舎の風景というのは味のある被写体としての魅力と共に、
いつその風景がなくなってしまうか、というジレンマが常にある。
身勝手な話しだが、人の手を入れて小奇麗にされてしまうことの抵抗感は否定できない。
いつまでも残っていてほしい風景、でも下手に保存としての過度な補修は入れてほしくない。
というのは写真を撮る人間のわがままでしかないのだろう。



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福建土楼三日目03

福建土楼三日目04

福建土楼三日目40

福建土楼三日目05



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テーマ : 旅の写真  ジャンル : 写真

Comments


こんにちは、はじめまして。
jsthさんのブログの友達のりもママと
申します。

かなり前にテレビでこの円型の土楼で生活
している人々を見ましたが、もうすっかり
人影も見えず、朽ちかけているのですね。

いつ、その風景が無くなってしまうかと言う
ジレンマにおちいる、という思いが
凄く伝わってきます。


こんにちは。
はじめまして、りもママさん^^
コメントありがとうございます。

jsthさん…
はて、どなたでしょう…汗
思い当たる節が無いけど、知り合いだったらどうしよう^^;

最近はいろんなメディアでこの土楼の特集などを目にしますね。
土楼で、NHKの名刺を持っている方も見かけました。

観光地としてエンタテインメント化された土楼は非常に残念ですが、
それでも朽ちて無くなってしまうよりかは当然良いのですけどねぇ…
ご老人が多い現状です。
今後どうなっていくのか心配です。






プロフィール

浅井 寛司

Author:浅井 寛司
錆園-サビノソノ- へようこそ。
当blogでは浅井が撮影した旅の写真、鉱山跡、廃墟などを紹介します。

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